
高崎からは伊勢崎行きの電車で両毛線方面へ向かいます。

が、本腰が入る前に、前橋であっさりと乗り捨てますw

前橋と高崎の関係は浦和と大宮の関係に似ているとかそういう不用意なことは言わないようにします。

駅前の通りを道なりに10分ほど歩くと…、

中央前橋駅にたどり着きました。上毛電気鉄道のターミナルです。
駅舎が焼失するなど苦しい歴史を持つ駅でもありますが、現在はガラス張りの駅舎を構えています。

東武鉄道と仲が良いらしく(東武は大株主)、乗り換え1回で行けるスカイツリーのPRも積極的に行われていました。
反面、JRとは直接接続していません。

中央前橋駅では上毛電鉄オリジナルグッズが展示されていました。
実際に乗務員さんが使用している本物の乗務手帳やバッジなどが、中央前橋駅隣の本社ビルにて販売されています。
が、残念、日曜日なので開いていませんでした。でも大丈夫!通販も好評実施中です。

終点の西桐生までの乗車券を購入し、いざ乗り鉄です。
危うく財布に挟んでた18きっぷ失くすところでした。よく気がついた…。

上毛電鉄上毛線は、前橋市の中央前橋から、桐生市の西桐生までの25.4kmを結ぶ路線です。
両端の駅についてはJR両毛線と競合していますが、所要時間(30分vs50分)と運賃(480円vs660円)に関しては上毛線が不利となっています。

700型と称する主力車両は、かつて京王井の頭線を走っていた3000系を改造したものです。
岳南鉄道でも7000形・8000形として活躍していますね。

(2010年8月26日撮影)

また上毛線では、自転車をそのままの状態で無料で持ち込める「サイクルトレイン」を、平日朝ラッシュを除き、すべての列車で実施しています。これはJRでは出来ない魅力の一つ。
サイクルトレインを実施する鉄道会社は最近どんどん増えていて、CO2排出量を減らす取り組みに一役買っています。

路線図の中で一際異彩を放つ『心臓血管センター』駅w 全国の珍駅名でもトップクラスのインパクトではないでしょうかw

街並みのすぐ近くまで山々が迫っているこの地域の車窓はやはり独特です。

終点の西桐生に到着しました。上毛電気鉄道完乗!


自動改札なんてありません。1928年の開業当時からの駅舎が現役です。とってもおしゃれですね。

西桐生駅では上毛電鉄オリジナルの「脱線しない御守」を買ってみました。
開業以来85年間脱線事故ゼロの上毛線にあやかり、かつて上毛線を支えた古い枕木から一部を切り出し、お守りとして入れてあります。
「合格達成」「開運隆盛」「延命長寿」「健康増進」「恋愛成就」の5種類が用意されていますが、枕木の関係上売り切れ御免とのこと。

JRに接続していないと書きましたが、西桐生駅から5分も歩けば桐生駅にたどり着けます。
もはや「徒歩連絡」ではなく「乗り換え」のレベルですねw
(③へ続く)
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