新花塩駅北口ぶらりお散歩案内所!

鉄道乗りつぶしや聖地巡礼(アニメ舞台探訪)をライトに楽しむ、うるっちのブログです。

久大本線は2010年1月に走破済みですので、サラッと。

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阿蘇山の次は由布岳です。久大本線は由布岳にぐぐっと接近し、山容をじっくり眺めることができます。

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由布院駅に到着しました。
雑誌などで時々見られる「布院駅」は誤りで、「布院駅」が正しいです。

そもそも「湯布院」は「平」と「由布院」の合成地名(読みは変わりませんが)であり、由布院地区だけを表す名称ではありません。
したがって、自治体名であった「湯布院町」関連以外の「ゆふいん」は、湯平地区を含まない限り「布院」と書かなければならないのですが、温泉地ゆえ「湯」の字が持つイメージに引っ張られたというのもあるのでしょうか、「由布院」と「湯布院」はよく混同されますね。
ちなみに、大分自動車道の布院ICは、「湯布院町のIC」という意味で「湯」の字が使われています。

まぁそんなわけで、湯布院町誕生よりも前からあった由布院駅がこの表記なのはごく自然なことなんですね。

なお、湯布院町は合併により、2005年に「布市」の一部となりました。
多少は「由布院」と「湯布院」の使い分けが意識されるようになるかな?と思ったら、なんかひらがな表記で攻めてくる機会が増えてきたみたいです。これなら誰も傷つかない…のだろうか。


由布院は私も好きな場所です。
この前の「ななつ星」特集の番組でも言っていたように、大きな施設や名所がない分、静かで上品な時間が流れているんですよね。

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でも、今回は降りません!残念!
またまたホームタッチで、キハ125の日田行きに乗り込みます。

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さらば由布岳。また帰る日まで。


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1時間ほどで、日田に到着しました。夢の列車で日田走ってきました。

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改札前には、より上級な夢の列車「ななつ星in九州」の歓迎横断幕が張ってあります。


ここからは久留米方面に抜けるのではなく(もう乗ったしね)、日田彦山線に乗り換えます。

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日田彦山線経由の小倉行き、またまたキハ147ですね。
実は日田彦山線は北半分だけ2010年1月に乗車済みです。確か福岡近郊区間大回りだったかなと記憶しています。
ということで、今回は残りの夜明-田川後藤寺を乗車します。

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日も暮れてきたので写真が少なめに。
なかなかに山深い地形を縫って、ゴトゴト進んでいきます。

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途中の宝珠山は、所在地は福岡県朝倉郡東峰村に属しますが、ホームがちょうど福岡県と大分県の県境にまたがり、それをちょっとした売りにしている駅です。

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よう分からん山の写真ばっかりでしょ?でもほんとに、薄暗くなってくるとよう分からんです。
地図を見ても分かる通り、彦山を過ぎるあたりまでは車窓があまり開けません。ディープな路線(物理)。

で、山を抜けたら抜けたでもうとっぷり暮れてしまったので、あんまり見えません。次第に住宅が増えてくるのを感じたところで、列車は田川後藤寺に入ります。


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田川後藤寺に到着!日田彦山線を4年越しに完乗です。

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ここでキハ31に乗り換え、後藤寺線に入ります。この時点で時刻は18:48となり、日没を過ぎています。写真はしょうがないね。


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新飯塚に到着。福北ゆたか線に乗り換えます。

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Oh…これは噂の817系増備車、通称「白缶」です。無塗装で銀色の初期型と違って、白く塗装されているから「白缶」です。

あのー、デザインが九州らしく綺麗なのは確かなんですが、座席が硬すぎます。「硬い」ならまだいいです。あれは「硬すぎ」。

本来ここには「言うほど硬いかなぁ?」という感想を書く予感がしていたのに。さすがにあれはスルーできませんでした。E231系のボックスシートが霞んで見えるレベル(良くない意味で)。

「奇をてらうのが悪い」などと言いたいのではありません。木に本革を張った初期型のクロスシートは、デザインと高い居住性を見事に両立しており、「普通列車なのにここまでやるか!」と感服したものです。
今回の白缶の座席も、無機質になりがちな車内に創出された木の温もりと曲線美は、九州ならではの遊び心が表現されていて素敵だと思います。

ただこれは、やりすぎです。デザインばかりを見すぎたのではないでしょうか。
とにかくクッションが、布貼っつけてあるだけじゃんと思うくらい薄い。
特に腰にクッションが全くないのはマズいでしょう、いくらなんでも。

鈍行利用者の身分でそこまで初期型の上質さにボケたつもりもありませんから、革なんて贅沢は言いません。
ただ、背の板をまっすぐにしてでもいいから、あとちょっとだけ厚いクッションを腰に当てられる座席にしてほしいのです。今の白缶と初期型の間をとるくらいの軟らかさが欲しい。

815系と同じやつでも全然問題なかったのにね…。なんだかな、って話でした。


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博多まで乗って帰る前に、一度長者原で降ります。

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香椎線に乗り換え。この日最後の新規乗車区間です。
まだこんなとこ乗り残してたんですね…。自分でもびっくり。終点は旧宅からチャリで行ける近さなのに。

まぁどのみち真っ暗なので、車窓の写真はありません(
ただ車で付近を通ることはあったし、よく知ってる界隈だからこそ、暗くても乗っちゃおうと思ったわけです。
今は福岡にいないんで、ちょっとでも乗車距離を伸ばして東京帰りたいじゃない?(


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20:16。長者原から20分で、宇美に到着。
香椎線の未乗区間は香椎-西戸崎を残すのみです。これは明るいときに行きましょう。気持ち良さそうですし。


なぜ暗くなってから宇美行きを敢行したかということには、理由がもう一つ。

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3月15日はちょうど、園田海未ちゃんの誕生日だったんです。ということで、漢字は違いますが「うみ駅」に来てみました!!
…というネタがやりたかったんです。すいませんでした。

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自己満足が済んだところで、宇美から香椎線で長者原へ戻り、福北ゆたか線で吉塚、鹿児島本線で旧宅へ帰りました。


豊肥本線を塗ると、九州が結構いい感じに埋まってきたように見えますね。
あと旧宅から日帰りで攻められるのは長崎県の佐世保側ですねぇ。松浦鉄道と合わせて次回の帰省で乗るつもりです。

(終)
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