新花塩駅北口ぶらりお散歩案内所!

鉄道乗りつぶしや聖地巡礼(アニメ舞台探訪)をライトに楽しむ、うるっちのブログです。

また青春18きっぷのシーズンが始まりましたね。
2015年春季のスタート初日から、早速泊まりがけで出かけてまいりました。

今回のテーマは、北陸新幹線の金沢延伸に伴い、三セク化されてしまう並行在来線を「乗り納め」しようというのがメインです。
※裏テーマとして、「避暑地ならぬ避花粉地を満喫する」をこっそり追加。

いつもに比べると、ひたすら列車に乗っている時間が長く、観光要素が少なめになってしまいまして、記事としてはあんまり面白くないかもしれませんが、面白くないなりにいつものように淡々と記録を綴っていこうと思いまする。


「寝坊対策」という名の出発前のオールはテンションが乱高下するリスクが高いという経験則のもと、前日はしっかり寝て、いつも通り蒲田4:40発の京浜東北線で北上を開始しました。

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上野からは5:13発の普通 高崎行きに乗ります。
駅名標はもちろん、上野東京ライン仕様が準備済みです。シールをはがせば「東京」の文字が現れます。

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高崎で、7:10発の上越線 水上行きに乗り換え。2泊3日の長い記録なんで、既乗区間はサクサクいきますね。

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この区間から既に雪が見え始め、今年には存在しない2月29日感を醸し出しております。
花粉症の身には、この雪景色が結構嬉しかったりします(


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8:14に水上に着き、8:24発の長岡行きに乗り継ぎます。
首都圏きっぱーにはおなじみの難所・上越国境ですが、都心を朝一番に出てくるとかなりスムーズに抜けられるようになっています。降りたらアウトなのはまぁ…。

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ウィンタースポーツもまだできそうです。

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JRの駅のみに限定した場合、最も長い駅名となるのがここ、上越国際スキー場前駅です。駅名標は何かのロゴを隠したんですかね。
【追記】ロゴではなく、(臨)と書かれていたようです。上越国際スキー場前駅は2003年に常設化され、今では一部列車は通過するものの、366日乗り降りできます。


越後湯沢で新幹線から乗り継いできたスキー客で、車内が賑やかになったのもつかの間。

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再び静寂が戻ると、車窓もただただ真っ白という感じに戻りました。


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10:13、長岡の1つ手前、宮内で下車します。
18きっぷなので、重複を気にせず長岡まで行っても大丈夫なんですが、乗り継ぎ時間がかなり厳しくなるので、普通にこちらで乗り換えます。
別運賃のかかるほくほく線を避けたというよりは、乗り残しのある信越本線の穴埋めを意識して宮内経由としました。

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駅名標はJR東日本標準仕様のほか、2014年にデビューしたばかりの観光列車「越乃Shu*Kura」を出迎えるユニークなものも設置されていました。
もろ「酒」を前面に押し出した列車ゆえ、正直乗ってもしょうがない感が今まであったんですが、今年からはちょっと頭の片隅に入れておいてもいい列車になるかな?

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10:24発の直江津行きが入ってきました。
ここで長野色の115系に遭遇するのは意外にも思えますが、最近211系に押し出されるように新潟に転属してきた編成のようです。

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さっきから車窓が白すぎて不安になるよ!(

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ついに来ました青海川!
「日本一海に近い駅」という謳い文句で有名なこの駅は、この日も雄々しい日本海を背景にキリッとたたずんでいました。
海芝浦もよく似たロケーションとしてしばしば引き合いに出されますが、青海川は外海である日本海に面している分、やはり風景にダイナミックさが増しますね。


ちなみに犀潟に着いた時点で、私は信越本線の完乗を迎えました。
初めて信越本線に乗車記録がついたのは2009年の8月でしたから、ほぼ6年をかけてようやく全区間が埋まりました。うーん、なんとも感慨深い。三セク移管でさらに分断される前に乗り切ることができてよかった。


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11:47、終点の直江津に到着しました。
この駅名標も見納めですねぇ。特にJR西日本を示す青線は貴重な存在ですが、そのJR西日本は直江津から完全撤退となりますからね。つくづく寂しいです。

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駅の外に出てみます。
「直江津駅」の左側にかつてあったJR東日本のロゴが、噂通り消されていました。
3月14日以降、直江津駅はえちごトキめき鉄道の管理下に置かれることになるため、それを受けた対応と思われます。
直江津以東はJR信越本線として存続するので、JR東日本自体が無関係になるわけではありませんが、主役ではなくなるというわけですね。
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