掛川までは前回のカレーうどん旅と全く同じ行程で、東海道本線を淡々と下っていきます。
※正確には1本早い京浜東北線に間に合ったので、横浜のコンビニでご飯を調達したりはしましたが、それ以降は同じ列車です。
が、今回は相模湾の朝日が挨拶を返してくれませんでした。それどころか、今月1番ではないかというほどの雨。


前線が列島にどっかりと横たわったこの日、特に並走する東海道新幹線は新横浜-小田原で始発から運転を見合わせるほどの豪雨に見舞われました。
こちらの在来線はとりあえず定刻で熱海に到達し、静岡県大横断中の安眠が奪われることもなく、無事に浜松、そして豊橋へとたどり着きました。

浜名湖の眺望がこれほど妨げられた経験は今までにありません。

ここまでは順調だったのですが、これからが旅の始まりだと意気込んだ豊橋から、いよいよ行程に支障が出るレベルの暗雲が立ち込めてきました。
計画では10:03発の快速 大垣行きに乗り、大府から武豊線に寄り道しつつ名古屋へ向かう予定でした。
ひとまず8番線に停車中の9:59に出る普通 岐阜行きを見送ろうとするも、一向に出ていかない。

それどころか構内を見渡すと、さらにもう1本前、9:51発の新快速 大垣行きが、向かいの6番線にまだ入線すらしていないことに気づきました。
先に出るのはあっちだと踏み、6番線へ。
ところが乗り込んだ矢先、駅員さんが「名古屋方面へは8番線の快速が先にまいります」との声をかけに車内へ入ってきました。
発車順序の整理はダイヤ乱れにつきものというわけで、素直に8番線へ向かいます。
で、乗り込むと今度は「大変失礼いたしましたー!6番線の新快速が先に発車いたしまーす!」
おっとぉ!?構内はまさにてんやわんやの状態にw
なんとか6番線から出る9:51発の新快速に改めて民族大移動ののち、10:16頃ようやく発車しました。この時点で25分の遅れです。
おそらく雨量の規制値超えでしょう、東海道本線は豊橋-蒲郡で一時的に運転を見合わせたようで、どうにか安全の確認がとれ、順次列車を出していたようです。
しかし雨そのものの影響と、先行列車も詰まっているのもあってか、全く走りませんでしたね。

止まった地点がたまたま豊川放水路の手前だった不幸中の幸いにより、橋を渡る名鉄の写真が撮れましたw
満足に走れないまま新快速はじりじり遅れ、最終的に遅れは40分に拡大しました。
何時間と遅れることがなかっただけ、まだ良かったと思うべきでしょうが、早くも先が思いやられます…。


11:23頃、ひとまず名古屋に到着しました。
本来寄るはずだった武豊線を諦めたことにより、名古屋到着自体は予定よりかなり早くなる結果に。
加えてよろしくなかったのが、これほどの悪天候にもかかわらず、基本的に車内は普段通り冷房が効いていて、朝からめっちゃくちゃ寒い!
大きく空いた時間を活用して、ひとまず地下鉄で栄に向かい、羽織るためのシャツを急遽調達したほどです。

計画のどこにもなかった名古屋見物(
しかし下がればいつか上がるのが運というもので、予定外の名古屋寄り道も思わぬ幸運を呼んでくれました。
栄から名古屋に戻る際、偶然にも東山線最古参の5000形に遭遇!(予備知識はありませんでした)
8月30日をもって引退することが決まっているそうです。引退前に実際に乗れたのは運が良かった。
- 関連記事
-
- 8/17-19 紀伊半島雨まみれ紀行③ (2015/08/26)
- 8/17-19 紀伊半島雨まみれ紀行② (2015/08/24)
- 8/17-19 紀伊半島雨まみれ紀行① (2015/08/21)
- 4/4 午後ミニ旅 (2015/06/28)
- 3/26 東海お手軽回遊③ (2015/04/15)