スタンプを「ながら」にしか使わないのはちょっともったいないのでね。

大崎から6:46発の湘南新宿ライン 高崎行きに乗車し、一路高崎へ向かいます。
前夜の2時間睡眠を取り戻すべく爆睡(

高崎8:51着。
いつかは朝がゆを食べてみようと思っているんですが、さすがに9時前じゃ残っていません。始発芸しないと無理です(


9:13発の長野原草津口行きです。
終点の大前まで行く列車は11:43までありませんが、実は吾妻線自体は2009年の12月に完乗済みなんです。まだブログもTwitterも始める前ですw
今回何をしに来たのかと言いますと、民主党時代に一悶着あった例の八ッ場ダムの工事が現在着々と進んでいて、吾妻線のルート上に将来水に沈んでしまう部分があり、そこを含む区間が2014年10月に新線に切り替えられたんですね。
日本一短い鉄道トンネルとして有名だった樽沢トンネルもその区間に含まれていたので、現在は廃止となっています。
で、その新線に切り替わった区間が川原湯温泉地区を含む岩島-長野原草津口にあたるため、途中の長野原草津口まで乗り直せば目的は達成できるのです。

高崎駅では朝がゆの代わりにこんなお弁当を購入しました。舞茸弁当。
だしがものすごく効いててめちゃくちゃ美味しかったです。これは駅弁としてちゃんと包装されているやつのハーフサイズなんですが、これでも大満足でした。

いやぁ、のどかですねぇ。雨と一緒に西から帰ってきた感じだけど(
冷静に考えて、24時間前にはまだ和歌山にいたのが不思議な感じです。

岩島を出てしばらくすると、大きく左に折れてコンクリ橋で国道をオーバーパスします。ここからが今回乗りつぶす対象の新線区間になります。
まだ旧線のレールが一部残っていました。Googleマップの航空写真では、今のところまだ旧線の痕跡がはっきり確認できます。
新線の大部分はトンネルのため、何となく盛り上がりに欠けるのが残念な感じですが…。まぁ切り替えの趣旨として仕方ないです。


長いトンネルを抜け、真新しい島式ホームに滑り込みました。ここが新しい川原湯温泉駅です。
駅周辺はまだまだ造成途上ですが、かつての川原湯温泉郷の住民や旅館の方が、少しずつ新しい土地での生活を始めています。
せっかくなので、旧・川原湯温泉の写真も少し紹介しておきます。




(2009年12月27日撮影)


川原湯温泉を出てさらにトンネルを抜け、旧線と合流したら、終点の長野原草津口に到着です。

10:33着。

この駅は以前からこの場所にありますが、2011年に構内の配線が少し変更されたほか、駅舎も2013年に改築されてモダンになっています。
列車の折り返し時間を使って、駅前をサクッと散策してみました。

川岸ががっちりと固められていますね。ダムが完成したらあのあたりまで水位が上昇するのでしょうか。


11:00を回ったところで、特急「草津」2号が高崎方面へ向けて橋を渡っていくのが見えました。
かつて常磐線を疾走していた651系が、こちらに活躍の場を移して今も元気に走っています。

駅は完全バリアフリー化され、駅舎に入ってからホームまで段差なしで移動できます。
草津温泉などへ向かうバスとの接続もシームレスに行われています。

ホームの先端まで来てみました。
左に延びているのが旧線、右に延びているのが現在の新線です。切り替えから1年近く経ち、さすがに旧線には雑草が茂り始めていました。

折り返し、11:30発の高崎行きに乗り、上野東京ラインに乗り換えて、16時頃には帰宅しました。
本当に吾妻線に乗り直す「だけ」でしたが、ダムの工事の現況を実際に確認できたのでそれなりの収穫になったと思います。
夏の旅はあと一つ残っています。書き始めるまでしばしお待ちください(
- 関連記事
-
- 9/5 即席ビバラキ旅② (2015/12/27)
- 9/5 即席ビバラキ旅① (2015/12/09)
- 8/20 吾妻線乗り直す「だけ」旅 (2015/12/05)
- 8/17-19 紀伊半島雨まみれ紀行⑫ (2015/12/05)
- 8/17-19 紀伊半島雨まみれ紀行⑪ (2015/11/24)