旧宅に帰って荷物を下ろす手もあったのですが、それはそれで地味に面倒なので大荷物を引きながら。

筑肥線向け最新型車両・305系に遭遇。
103系(と称する何か)の後継車として開発された車両ですね。

まぁ、基本的には817系の直流・地下鉄対応バージョンといったところでしょう。
はっきり言って、某デザイナーはこの椅子やめる気がないんだったら、もう通勤車に関わるのやめてほしい。それぐらい嫌いな座席です。
座面こそ「布」から「座布団」へと進化しましたが、やってほしいのはそこじゃなくて腰だよ、腰。
何が問題かというと、これツアー客が眺めのいいとこだけ2~3駅乗るための電車じゃないんですよ。兼ねてはいたとしても。
福岡の都市圏ど真ん中で、通勤客が毎日片道30分40分と乗る普段使い用の電車なのに、フィット感が学校の椅子以下なんて本来あっちゃいけないことでしょう。
前に2回ぐらい同じこと書いた気がしますが、せっかく簡素な形状、かつ座り心地もまずまずな815系あるいは303系という解に行き着いてるのに、なぜそれを捨ててまでこんな椅子にしたのか、理解に苦しみます。
自分で言うのもなんですが、基本的に各地域の鉄道について、どこかしら良いところを見つけて書くように気を付けている私がこういう書き方をするということは、どれだけ嫌悪感を抱いているか察してもらえると思います( 元・地元民だから強いことを言う度胸が出るというのはあるけど。
フォローを入れておくと、座席以外は現代の新車のトレンドを一通り押さえ、なおかつ九州ブランドの味付けがなされていて良い車両です。
フローリングの床面なんて、なかなかよそでは見られない意匠ですしね。


LCD上では福岡市交のちかまるとJR九州のくろちゃんの共演も。

とりあえず西新で下車。向かうはもちろんあそこ。

福岡タワーです!
旅日記として読みに来てくださった方にしてみれば、「元福岡県民がなんで今更」という感じでしょう。
しかし、ラブライバーの方で記憶力の良い方はもうお気づきのはず。
劇場版の前売券第1弾特典のクリアファイル、覚えているでしょうか。
そう、μ'sのメンバーが1人ずつ(東京は集合絵)、ファンミの開催地となった全国10都市のランドマークを背景に描かれた、あのビジュアルです。

これ!これが撮りたかった。9都市の中で東京から一番遠いこの街に、はるばる来てくれた凛ちゃんのために。
凛ちゃんポーズもしっかりやったんですが(パースの問題で完全一致は無理そう)、ネットに載せる勇気はないです(

あと、東京の人には意外と知られていない気がしますが、「サザエさん」発祥の地は福岡です。元は西日本新聞の系列紙から連載が始まりました。
サザエさんとマスオさんは天神の岩田屋(旧本館。現在のパルコの位置)でお見合いしたという話で県民は定期的に盛り上がります。
ただ「サザエさん通り」ができたのは東京の桜新町が先です。私がいた頃は確かこういう看板はなかったような。
成田前泊の疲労を癒すためにも、19日は早めに旧宅に引き上げて身体を休め、翌日のファンミに備えました。

翌20日、会場となった福岡市民会館の大ホールは、収容人数約1,800人。
ホールとしては全然小さくないキャパですが、「ラブライブ!」関連のイベントがこの大きさの会場で開かれることは(「サンシャイン!!」含めて)この先あるのかどうか…。
単純にツアー形式でやったのはこれが初めてだったわけで、全国から1ヶ所に人が集まるアリーナのイベントとはまた違う雰囲気。
あくまで「旅の記録」の記事なので、ファンミの中身はざっくり触れるだけにしますが、にこりんぱな面白かったね。決して映像化されないのが惜しいくらい。
参戦した昼公演のセトリは以下の通り。
1. Listen to my heart!!
-トークパート-
2. にこぷり♡女子道
3. くるりんMIRACLE
4. なわとび
5. after school NAVIGATORS
6. ミはμ'sicのミ
Enc. きっと青春が聞こえる
※ソロ曲は各1コーラス
福 ★ 岡
2月以来の「くるりんMIRACLE」リターンズはそれはもう熱かった。
このまま一度きりになるのは惜しいなぁとSSAで思っていた矢先のことでしたから、ありったけのパワーで叫んでました。最高。

何より、今回無理してでも福岡公演のために帰って良かったなぁと思ったのは、地元にラブライバー友達が一気に増えたことでした。
ほぼ就職で上京して来られるみたいですけど( こっちでもバシバシ遊びましょうね。

終演後、いつものように櫛田神社に立ち寄ると、山笠に向けた準備が着々と進んでいました。

実はファンミが始まる前にキャナルシティのユナイテッドシネマに寄り、劇場版の夕方の回のチケットを押さえておいたんです。
ちなみにこの映画館は、“こちら側”へと足を踏み入れつつあった中学時代の私が「涼宮ハルヒの消失」を1人で恐る恐る観に来た思い出の劇場です(
ことりちゃん色紙をラスト5枚ぐらいのタイミングでギリギリゲットに成功し、自身2回目の観賞に臨みました。
公開から1週間ながら、相当数はリピーターだったらしく、笑いどころで笑う人が少なくなっていたのが何となく辛かったんですけども(
ラブライバーの心の奥に秘められた悲喜こもごもの感情は、この翌週から始まった絶叫会に発散されることになるのですが、それはまた別のお話。
次の記事では翌21日の熊本観光をまとめます。
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