今の家から実家までは「ムーンライトながら」を使って、実移動時間が正味20時間ほどになります。
すなわち、途中で終電までに何とか2~3時間の余裕が捻出できるということで、関西圏で駆け足で遊ぶのが毎度のお約束になっている感じです。
今回の「遊び」は、ごく一部を除いてほとんど手つかずで残っていた阪神電車の乗りつぶしに充てることに決定。
梅田の皆さんにはラッシュの最中に大荷物でご迷惑をおかけしました(
「ながら」では特に目新しいことも面白い話もなかったので、大阪到着まではバッサリ割愛。
1つ言うなら、今回のダイヤ改正でJR西日本車の大垣乗り入れが廃止されたみたいですが、それを主張できる写真が撮れなかったので特に触れません(


ラッシュど真ん中の大阪に到着し、地下通路をたどって阪神の梅田駅へ。
乗り鉄を始める前に、朝ご飯として(冗談です、ちゃんと琵琶湖線で弁当食べました)梅田随一の名所と常々聞いていた東口のアレを初体験。

梅田の元祖ミックスジューススタンド!

150円という衝撃のお値段で、なみなみ一杯に注いでくれます。写真は撮るときにこぼさないようにちょっとだけ飲んだ状態ですw
バナナ由来の生の甘味と、シャリっとした独特ののどごし、何よりキンキンの冷たさが夜行移動明けの身体にしみわたる!いやはや、確かに美味しいですね。
いつまでも阪神電車とともにあり続けてほしいものです。
糖分補給でばっちりエンジンがかかったところで、いざ鉄分補給にかかります。


最初に乗車するのはこちらの8000系。ラッシュ時間帯に見られる区間急行の甲子園行きです。

地上に出て渡る淀川の幅には圧倒されるばかりです。

尼崎に到着。JRの尼崎駅とは全く違う場所にありますが、駅名は特に区別されていません。
関東では社名なり「新」なりを頭につけることが多いのと対照的に、阪神間の鉄道では同様の例が珍しくありません。
生活圏が路線別にはっきり分かれていて、逆に区別する必要性がないのかなと推測。
ここは一方向につき2面の島式ホームが、真ん中の1線を抱き込む独特の配線で、ここに入った列車は両側の扉を開けます。
果たしてどっちに降りたものか戸惑ったものの、これから逆方向に向かうので別にどっちでもよかったという話。

阪神なんば線の普通 東花園行きに乗り換えます。近鉄の…たぶん9820系とかその辺。もう「シリーズ21」って書いとけばいいか(
なお、本線梅田方↔阪神なんば線大阪難波方を尼崎で乗り換えて移動すると、大物-尼崎が重複しますが、大物の停車本数が少ないこともあってか、尼崎での折り返し乗車が認められています。

再び渡る淀川。数ある淀川越えの鉄道路線の中でも、阪神なんば線は最も下流を渡ります。

JRと連絡する西九条から先は、2009年に延伸開業した新しい区間です。
それまでは「西大阪線」というローカル線で、悲願の難波乗り入れと近鉄直通を開始したことで大出世を遂げた、といったところでしょう。
西九条を出て地下に潜るまでのアプローチ部分は巨大な防音壁に「覆われて」いて、騒音問題が解決までかなり長引いたのだろうと感じました。

大阪難波に到着し、阪神なんば線クリア。
元々「近鉄難波」だったこの駅はもちろん近鉄の管轄で、ナンバリングの入った駅名標はできたての最新バージョンです。

タイミングよく、名古屋へ向け発車するアーバンライナーに遭遇!名阪間もたまには近鉄で移動してみたら楽しそうです。
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