新花塩駅北口ぶらりお散歩案内所!

鉄道乗りつぶしや聖地巡礼(アニメ舞台探訪)をライトに楽しむ、うるっちのブログです。

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直方駅まで歩いてきました。
最近はどこの駅も小奇麗にしてあります。

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これから乗るのは「平成筑豊鉄道」。

発足間近に昭和の時代が終わり、「平成」という元号が決まったその日にすぐさまこの社名を決定したという、まさに平成の世と歩みをともにしてきた第三セクターです。
筑豊の繁栄を支える形で、かつては網の目のように通っていた鉄道の生き残りで、一度はJR九州に引き継がれた伊田線・田川線・糸田線の3路線を引き継いで生まれた会社です。


乗りつぶしにあたっては、直方-田川伊田-行橋で直通運転をする本線と、金田から分岐して田川後藤寺に至る支線の2本と捉えると分かりやすいかと思います。

平成筑豊鉄道自体はこれらとは別に、門司区にある門司港レトロ観光線のトロッコ列車の運行も受け持っており、これも乗りつぶして初めて平成筑豊鉄道完乗と言えるでしょう。
私自身は既に2012年に乗車しているため、今回乗車する3路線をクリアすれば完乗になります。

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最初に金田から糸田線に入り、田川後藤寺を目指していきます。
西日本の人間にはおなじみ、ゆめタウンの全面ラッピング編成。福岡に住んでいた頃はてっきり福岡の企業だと思っていたんですが、本社は広島なんですね。


列車に乗り込み、まずは運転士さんから「ちくまるキップ」を購入。
毎度乗り鉄の強い味方である1日乗車券で、平成筑豊鉄道(門司港レトロ観光線以外)が乗り降り自由になります。

価格は1,000円ぽっきり。これ自体かなり安いんですが、驚くべきはもれなくついてくる特典のほう。のちほど紹介します。


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JR福北ゆたか線としばらく並走した後、遠賀川を横断します。

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特筆するような車窓ではありませんが、同じ福岡県内でもまだ見ていない景色があるもんだなぁと、山並みを見ながら思いました。

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まずは田川後藤寺に到着。

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元々同じJRだったので、JRに囲まれる形になるのは当然なんですが、フルラッピングをするような編成がいないJRに囲まれると、車両の存在感が際立ちますw

ところで、さっきから貼っている駅名標を見ていただくと分かると思うんですが、この会社は駅名のネーミングライツをバンバン売り出しています。
正式な駅名が変わるわけではありませんが、取得した会社が命名した名前は車内の電光掲示にもきちんと反映されるので、結果こうなります↓


わけが分からないよ。
この中で何駅が元の駅名のままなのか、よく分かりません(
一番存在感があるのはやっぱりミスターマックスで、あとは地元の中小企業がちょこちょこ入っている感じ。堂々と「大阪」から始まったりするのはいっそすがすがしいというか。


金田の手前の駅で、「行橋行きにお乗り換えのお客様いらっしゃいますかー」と乗務員さんが車内を回っていました。

だ、誰もいない。誰もいないと挙げにくい…。まぁ躊躇しても仕方ないのでノシ。
誰もいない理由というのが、路線図を見ていただくと分かるんですが、田川後藤寺と田川伊田って、JRだと隣同士なんですよね。
行橋方面は金田まで戻るよりJRでワープするほうが早かったりするので、たぶんそういう事情でこっちには乗ってこない、と。

何事かと思ったら、どうやら乗っている列車が微妙に遅れていたらしく、「降りたらすぐ行ってください」と言われました。
乗り換え客がいる旨、連絡を入れてくれていました。

で、金田で降りてすぐダッシュ。連絡まで入れてもらっていた割には、私が飛び乗ってからも結局すぐには出なかったんですけど(


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「特典」を行使するため、途中の源じいの森で下車。

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駅のすぐそばに、源じいの森温泉という施設があります。

通常だと入館料600円のところ、ちくまるキップを提示すればなんと、無料!!

きっぷの値段1,000円ですよ。平成筑豊鉄道乗り放題ですよ。それプラスでそんな出血サービス、大丈夫…?ってなります。降りない手はないでしょう。

山あいの風呂屋と侮るなかれ。かなりしっかりとした健康ランド的な施設になっていて、家族風呂やレストランも整備された立派な造りです。

露天風呂の裏手に迫る、鬱蒼と茂った森を眺めながら、じわじわと疲れを溶かしていくことができました。
この日の朝はまだ東京にいましたからね(
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