
あのトンネル、明らかに複線分の幅がありますね。
帰ってから調べて初めて知ったんですが、「第二石坂トンネル」と言って、九州最古の鉄道トンネルとして結構有名らしいです。
複線化を見越した大きさで建設されたものの、結局単線のままで使われ続けているそうな。
往年の石炭輸送の栄華を思えば、複線になっていてもおかしくはなかったかもしれません。

また同じ編成に乗ることになりました。

行橋に到着。これで平成筑豊鉄道は完乗です。


日豊本線の小倉行きに乗り換え、城野まで。


さらに城野で日田彦山線の田川後藤寺行きに乗り換え。

志井公園にやってきました。

歩いて3分ほどのところに、北九州モノレールの終着駅・企救丘駅があります。
北九州モノレールはここから国道322号に合流し、そのまま小倉駅へと北上します。
城野以南は毎時1本程度になるJR日田彦山線に比べ、企救丘まで毎時6本が確保されているモノレールは圧倒的に利用しやすいです。駅勢圏が少しずれるので単純比較はできませんが。


ICカードには2015年から、相互10種にしっかり対応しているので、持っている人はそれを使えばいいのですが、同時期から紙のきっぷが、QRコード式の珍しいタイプに変わりました。
一見新しさを感じるシステムですが、投入タイプの磁気券が基本的にどんな向きで入れてもOKということを思えば、ユーザビリティは若干犠牲になっています。
一方で、改札機の内部構造が単純化されることにより、トラブルの解消やメンテナンスのしやすさにつながり、また券のリサイクル効率も高まるため、メリットも意外に大きいと言えます。


沿線に小倉競馬場があり、この車両にはそのラッピングが施されています。
てっぺんのパトランプは何に使うのでしょうか。救援要請用かな?

貫通部は大胆に開いていて、車内空間を広く感じさせます。
タイヤ部分が客室に張り出し、客室空間が狭くなってしまう東京モノレール(アルヴェーグ式)の課題点を研究し、床面をかさ上げするなど、後に「日本跨座式」と呼ばれることになる北九州モノレールの構造は、その後全国に建設されていく都市型モノレールにおいて、特にバリアフリーの観点からお手本とされてきたそうです。

沿線には団地のほかに戸建ても多く、国道沿いに各種店舗が揃っていて、住環境はなかなか良さげ。

都市高速と一体になった、なかなかそそる構造もあったり。

企救丘から20分ほどで、小倉に到着しました。


モノレールが駅ビルの中に真正面から突っ込むという、「ナントカ、発進!」的なビジュアルがなんとも未来的でいいですね。
元々隣の平和通駅が仮のターミナルだった名残で、平和通-小倉の区間は単線並列扱いのため、このように平和通から右側を通ってくる列車もあります。

なかなかかっこいい絵ですよね。

あるあるCityのアニメイトでAqoursの挿入歌を買って、鹿児島本線で帰りました。
完全ノープラン旅も私の筆不精ぶりにかかればこの通り、執筆までに半年かかる一大旅行に早変わり。
次はもう年明けの話に行っていいのかな。何か忘れてる気もしますがたぶんいいのでしょう。
ではでは。
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