
今回の上映は「Another Track」に対応したもので、手元のスマートフォンにイヤホンを挿して、そこから音声を出力させて聴くことができるというものでした。
街中の雑音をシャットアウトしつつ、映像は街頭ビジョンの大画面で観ることができます。
同期システムの心配事として真っ先に頭をよぎる、映像に対する音声の遅延が気持ちいいほどに全くなく、臨場感が桁違いに上がって驚きました。
単に入ってくる音声をマイクで直接検知するのではなく、人間の耳に聞こえない“透かし音”を混ぜ、それをマイクで聴かせて信号としているらしいです。


この検知がまぁ早い。アプリが立ち上がってから2~3秒後には、もうイヤホンから音声が出力されていました。

この音声データはユーザーの操作によって、あらかじめローカルに保存され、それを信号をもとに同期制御しながら再生する方式のため、鑑賞の最中はインターネットでのデータ通信を必要としません。
要は演目に必要なデータが、例えばアプリなどの形でパッケージとして事前に提供されればいいわけで、鑑賞中に通信量を心配する必要もないし、音声が途切れることもないというわけです。
既に2ndライブツアーが始まっており、気付けば1stライブからは半年が経とうとしていますが、迫力のある体験のおかげで、あの2日間の高揚感がありありとよみがえってきました。
コンテンツの販促効果を感じたのはもちろんですが、この音声を用いた連動システムにもさまざまな応用の可能性が感じられ、なかなか充実した体験ができたと思っています。
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