かなり記憶が薄れてきてしまっていますが、乗り鉄の記録を可能な限り書き留めておこうと思います。Twitter万歳(蹴


旧宅を7時過ぎに出発し、関門トンネルを抜けて本州に戻るところから今回の旅はスタート。

下関からは、いつも通り115系で山陽本線を進みます。この辺りにはまだ227系の気配はあまりありません。

10:04、厚狭に到着。

福岡の友人への手土産もさすがにネタ切れ感が出てきたので、東京では何も仕入れず、この日帰り旅で何か調達しようと考えていたんです。
地元のいろいろな銘菓を手掛けている幸月堂の店舗が厚狭駅前にあるという情報を頼りに来てみたのですが、まさかの閉店。
幸い駅の売店にちょっとしたお菓子が置いてあったので、それを買って帰りました。


今回の旅のメインは美祢線でございます。
典型的な国鉄駅の一番駅舎側にある1番のりばから発着しているものの、ダイヤの薄さはお察し。10:33に発車するこの列車の前は2時間前、次は3時間後です。
どう見ても地方交通線かと思いきや、運賃区分は幹線になっています。
さすがに秋吉台を近くに控えているだけのことはあって、沿線で採れた石灰石を貨物列車で運び、かなり儲かっていた頃の名残のようです。
幹線・地方交通線の区分は、制定から30年以上にわたって一度も見直されたことがないため、このように現状とはかけ離れた設定になっているところも少なくありません。
※強いて言えば「奥津軽いまべつ-木古内」とかいう例外中の例外がありますが…(

実を言うと、そもそも美祢線は2010年には乗りつぶしが済んでいるはずでした。
ところがこの年の7月にかなりひどい豪雨があり、1年ちょっとの間全線が不通になっていたんですね。
情報収集環境が全然整っていなかった中学時代の私は、この地域で豪雨があったことは知っていても、美祢線の不通は知らないまま突撃し、あえなく代行バスで帰ってきたのでした。ですので、今回は実に7年越しのリベンジということになります。

ところどころ広々とした線路設備が残っているあたり、往年の栄華を感じさせてくれます。

美祢を出てしばらく進んだあたりです。向こうの山は、まさに石灰石を採掘するうちにあのような姿になったのでしょうか。あれほど大規模に削ってきたとは…。

美祢線はいわゆる陰陽連絡線の中でもかなり短いコースを突っ切るため、ものの1時間程度で走破が終わってしまいます。
写真は終点間際にある湯本温泉です。なにしろ本数的に厳しいので、今回は入りません…。

11:37、定刻で長門市に到着しました。
これで山口県内全てのJR線完乗です。JR以外に錦川鉄道が残っていますが、これはまたの機会に。なかなか用事を作りづらい場所なのがネックです(
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