新花塩駅北口ぶらりお散歩案内所!

鉄道乗りつぶしや聖地巡礼(アニメ舞台探訪)をライトに楽しむ、うるっちのブログです。

5日目、12月9日です。

もはやこの旅行記の1本目を書いたときのことが半ば記憶の彼方に飛んでいますが、そもそも北海道の地に立っているのはこの2日間のためでした。
とにもかくにも、今日こそ素直に札幌に向かいます。

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旭川駅3回目の登場にして今さらの余談ですが、この駅の西口にあるのが、日本最北端の自動改札にあたるようです。

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旭川8:30発、特急「カムイ」12号 札幌行きです。

北海道フリーパスは、普通車指定席を6回まで無料で取ることができるということを初回に紹介しました。
5日目になり、たぶん今のペースだと6回使い切れないなと思ったので、前日深川での乗り継ぎ時間を利用して押さえておきました。

結果的には大正解の使い方でした。
土曜日の朝、この時間帯から札幌方面に向かう需要は思った以上に多かったようで、利用者が続々と自由席に吸い込まれていました。
その混雑にも動じずに悠々と乗り込めるのは、やはり指定席の強みです。

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5両中1両だけ設けられた指定席には、よその地域では見かけない「uシート」という表示がなされています。
これはJR北海道独自のサービスで、「普通車とグリーン車の中間」というコンセプトを念頭に設計されたものです。

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なるほど確かにシートピッチに余裕があり、大きなヘッドレストもふっかふかで気持ちいいです。
制度上は普通車と同じ扱いでありながら、指定席に着席の保証だけではない付加価値を持たせたのが特徴的です。
前の記事で「ライラック」はグリーン車付き、「カムイ」は普通車オンリーと書きましたが、実質的には「カムイ」にも“準グリーン車”的な存在としてuシートが備わっていると捉えることもできるでしょう。

個人的に、uシートの訴求効果は大きく2パターンあると考えています。
快速「エアポート」のように、常に混雑率の高い、それでいて大荷物での利用ニーズが高い列車では、必ず座れる落ち着いた環境を提供。
逆に「まぁ自由席でも座れるやろ」という状況になりがちな列車では、指定席にちょっとしたプレミアム感を持たせて、グリーン車だと敬遠してしまいがちな層にも積極的な利用を促す、といったところでしょうか。


長旅でじわじわと積もった疲労を少しでも癒すべく、おとなしく仮眠しながら向かいました。



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9:55、無事札幌に到着しました。戻ってきただけとも言う。

17時ぐらいにニトリ文化ホールに着いていればいいので、夕方まで丸々時間が使えます。
この時間を使って、3日目に少しだけかじりっぱなしの地下鉄乗りつぶしを続きから取り掛かりましょう。

と言っても、ファンミ会場に東京からの(もとい、福岡からの)荷物のまま乗り込むわけにはいきませんので、コインロッカーに装備を預けます。
大丸の地下という一等地のコインロッカーが余裕で空いててテンションが上がりました。徳を積み続けてきたおかげですね(?)

デジカメもロッカーに入れてしまう上に地下鉄メインなので、今日明日の乗り鉄に関しては映像資料が少なめです(


札幌の地下鉄は南北線・東西線・東豊線の3路線です。
前の記事でも紹介した通り、3線すべてゴムタイヤ式です。勾配に強いというのが一番大きなメリットですが、やはり鉄輪に比べて必要な電力量が多くなってしまうのと、メンテナンスも大変ということで、今ではその特性が欲しい路線は鉄輪のリニアモーター式で建設するのが一般的ですね。

中心部でシンプルに交差しているだけなので、乗りつぶし方としてこれといった小技はありません。基本的に行って帰ってを繰り返すだけです。

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まずは東豊線の北行から行きます。
ネーミングから分かる通り一番新しい路線で、札幌の発展に伴って、南北線の補完として建設されたものです。

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栄町に到着。

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丘珠空港がそこそこ近いです。
道外からだとあまりお世話になることはない空港ですが、夏季限定ながら1日1本だけ静岡行きが飛んでいたりするようです。

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続けて、東豊線を端から端まで一気に乗り切り、反対側の福住にやって来ました。

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こちらは札幌ドームの最寄り駅でもあるので、割と全国的にメジャーな存在。駅名標の下の帯にも日本ハムとコンサドーレのロゴが入っています。

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再度大通まで戻り、南北線に行きましょう。
麻生側は3日目に乗ったので、今度は南行に乗ります。


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真駒内に到着。駅名標ばかりで飽きてきた頃かと思いますが、ここは一味違います。

南北線は南平岸(水どうファンの聖地、2018年9月まで旧HTB本社があった場所ですね)から地上区間として顔を出します。

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ただし、地上と言っても軌道そのものがシェルターで丸ごと覆われています。外から見るとなかなか壮観なようです。つまり正確には「顔」は出ません。
地上区間があろうとも、雪の影響を受けない設備が整えられているわけですね。

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最後に東西線の西半分に乗って、サクッと終わりです。

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宮の沢に到着し、これで地下鉄の乗りつぶしは完了。
ここまででだいたい2時間半でした。2日前の前半戦を加味しても3時間ちょっとで乗りつぶせるかなという感じ。

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駅名標並べてるだけでやたら写真の枚数が増えてきたので一旦切ります(
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