新花塩駅北口ぶらりお散歩案内所!

鉄道乗りつぶしや聖地巡礼(アニメ舞台探訪)をライトに楽しむ、うるっちのブログです。

2日目、3月21日です。


2日目は18きっぷは使いません。まるっと私鉄の攻略にかかります。
高松琴平電気鉄道、通称「ことでん」を乗りつぶしていきます。

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旅のスタートは高松築港駅です。JRの高松駅とは道路を挟んだ向かい側、高松城のお濠に沿うように建っている、ことでんの起点駅です。
(「沿うように」というか、お濠そのものだった部分の真上にあるとか。)
最も大きな駅はここではないのですが、JRあるいは船との乗り換え駅として重要な駅であることは間違いありません。

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自動改札機はことでんのICカード「IruCa」専用です。紙のきっぷは脇の有人改札を利用する形ですね。
IruCaだけでなく、Suicaなどのいわゆる相互10種もバッチリ使えます。ただ、逆にIruCaで相互10種エリアに乗ることはできません。

今回は例によって1日フリーきっぷを購入し、ことでん全線制覇を目指します。

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ことでんには3つの路線があり、そのうち高松築港には左の琴平線と、右の長尾線の2つが乗り入れます。

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こちら琴平線の1100形は、かつて京王5000系として走っていた車両ですね。京王ライナー用の2代目5000系が登場したので、今は「初代」をつけないといけませんね(
京王出身の車両は、京王線用・井の頭線用とも結構全国的に見かけるもので、見ると「おぉこいつか」という感じになります。

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で、ぜひこちらに注目していただきたいんですが、今から乗る長尾線の1200形。こちらはかつての京急700形でございます!
地方鉄道で活躍する大手私鉄車両と言えば京王や東急が定番である中で、京急の車両を使っている会社は全国を探してもここぐらいだと思います。京急沿線民としてはやっぱり嬉しいですね。

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見えますかね、扇風機(まず扇風機の存在自体が渋い…!)に「KHK」の文字がちゃんと残ってます。「Keihin Kyuko」の略で、昔の京急の車体にはよく書かれていた略称です。今はその部分には「KEIKYU」って書いてますね。

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列車は方角としては南東方向に進んで郊外へと向かっていきます。
住宅がまとまっていながらも山の距離感が近く、四国特有と教科書で習う険しい地形を感じることができます。


それはそれとして、ちょっと何も言わずに走行中の動画を観ていただきたいのですが…


なんなんだ、このえげつない縦揺れは。

誇張でもなく、何度も身体が浮き上がるほどの縦揺れです。本家京急もよく揺れると言われますけども、どう考えてもここまでじゃない(
電車は何らお構いなしに突っ走るので、我々も慌てず涼しい顔をして乗っているのがマナーというものです(?)

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かなりエキサイティングな乗車を楽しみ、高松築港から40分ほどで、終点の長尾に到着しました。

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住所としてはさぬき市に入っています。
すぐ近くに87番札所の長尾寺があるようです。長尾線も参詣鉄道ルーツなんでしょうね。


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そのまま来た道を引き返していき、今度は高松築港の2つ手前にある瓦町で下車しました。
ここがことでんで最も大きな駅で、3路線全てが集結するターミナルです。

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高松の街のど真ん中に鎮座する巨大な駅ビル「瓦町FLAG」の中にあります。高松で何か困ったら、とりあえずここに来ればだいたいの用事は済ませられると思います。
真っすぐ駅ビルに入っていける改札もちゃんとあって、大手私鉄と遜色ないめちゃくちゃ立派な駅です。まだ朝の9時前なので、後でオープンしてから立ち寄ってみます。


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今度は志度線に乗り換えます。
瓦町駅では志度線のホームだけ少し離れていて、駅ビルからも完全にはみ出た場所にあります。
線路も瓦町で物理的に途切れているため、志度線の列車が高松築港に来ることは今はありません。

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こちらはかつて名古屋市営地下鉄で走っていた車両です。
名古屋市営地下鉄の車両というと、型は違いますが数年前に福井鉄道でも見たのを思い出しました。

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地理でも日本史でも有名な屋島はアレのはずですが…あいにくの天気で全容が見えません。

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今度は終点までは乗り通さず、八栗で下車しました。
うっかりしてると忘れがちなケーブルカーの乗りつぶしをやります。ちょっと長くなってきたので次回へ。
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