新花塩駅北口ぶらりお散歩案内所!

鉄道乗りつぶしや聖地巡礼(アニメ舞台探訪)をライトに楽しむ、うるっちのブログです。

前の記事からの写真の通り、なかなか天気が回復しません。
瓦町FLAGの営業時間になりましたので、新しい折り畳み傘を200円で購入しました。この旅の間だけもってくれればいいです。

瓦町からは、残る1路線である琴平線にかかります。正式な社名「高松琴平電気鉄道」から分かるように、ことでんで一番メインの路線と言ってよさそうです。


琴電琴平へは再び1200形で行くことになります。それはもう賑やかなラッピングです。

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3路線の中でも頭一つ抜けて距離が長く、高松の街からどんどん抜け出していくのが車窓からも分かりました。


もちろん、列車はあらゆる軸でぐわんぐわんと揺れ動きます。
この揺れに慣れる域に達するには、この辺りにどれくらい住む必要があるでしょうか。でも一方ではいつまでもこの揺れを新鮮に楽しみたいという気持ちもよぎります(

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瓦町からほぼ1時間で、終点の琴電琴平に到着しました。ずいぶん長いことアトラクションを楽しんだ気分です。
これでことでん3路線の乗りつぶしを完遂しました。

いつの間にか天気が回復してきました。せっかく来たので、ここは金刀比羅宮に参拝していきましょう。

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さすがは“こんぴらさん”の門前町ということで、参拝・観光客の賑わいも大きく、ふもとを歩いているだけでも楽しい気分になります。

こんぴらさんの「さん」が敬称なのか「山」なのかはともかく、本宮が山の上にあるのは確かなので、登る前に少し休憩をとることにしました。

参道の入り口に近い「てんてこ舞」というお店で、しょうゆうどんをオーダー。

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オーダー時にはつゆのかかっていない麺を受け取り、卓上にあるしょうゆ(つゆ)をセルフでかける方式でした。
私が解説するまでもなく、讃岐のうどんのコシは本当に力強いものがあります。私は昔から、どちらかと言えばうどんは冷たいメニューでいただくのが好みです。猫舌だからね。


14:30にしてしっかりお腹を満たしたところで、いざこんぴらさん参りへと向かいます。

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と意気込んではみたものの…なんなんだこれは。

階段のインパクトももちろんですが、この急斜面になっても建物が途切れないのがすごいです。
それこそジブリ映画で見たような、なかなか独特の光景ですね。

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ようやく山らしい雰囲気が濃くなってくると、少しずつ咲き始めた桜が景色を彩ってくれていました。

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一つ一つの鳥居や建物がかなり立派なものですから、階段の下から「あそこがゴールか!」と思っても、全くそんなことはなかったりして、フェイントに対する絶望感に打ち勝ちながら登っていくことになります。

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旭社。これですら本宮ではありません。うっかり帰ってしまわないよう注意(?)

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より鬱蒼としてきたところで、今度こそ仕上げです。

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ふもとから40分弱かけて登り、ついに本宮に到達できました。さすがに立派な造りをしています。
ここまで785段登ってきたらしいです。実は途中で1段だけ降りているとかいう豆知識があるらしいですが、いつしかそんなことを気にしている余裕を失っていました(

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それだけ登ってきた甲斐あって、展望台からの景色は格別でございます。

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一際目を引くのは讃岐富士の整った山容ですね。

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さらには遠く瀬戸大橋まで望むことができました。


この日の乗り鉄も全て果たせているので、あとはのんびりと高松まで戻るだけです。

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琴電琴平駅と5分と離れていないところに、JR土讃線の琴平駅があります。
昔図鑑か何かの写真で見たときは、謎のネオンで「琴 平 駅」とあしらわれていた記憶がありますが、最近このように落ち着いたたたずまいに改装されたそうです。

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「サンライズ瀬戸」が週末を中心に、高松からここまで延長運転されることがあります。東京から乗り換えなしでこんぴらさん参りというのも、出雲大社参りと並んで楽しそうですね。


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琴電琴平からの帰りに乗ることになったのは、満を持して登場した京急初代1000形!

私が東京に引っ越してきた頃は、まだ京急で走っていましたよ。
それ以来、実に8年ぶりの乗車。大変感慨深いです。

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800形が引退すれば京急から姿を消す片開きのドアと言い、ふわふわした座席の座り心地と言い、京急で乗った頃をありありと思い出すことができました。

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帰りは仏生山で下車しました。

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ここから10分ほど歩くと、何かと話題になる仏生山温泉に到着。
ちょっとした美術館のようなたたずまいは、館内も非常に美しく仕上げられていて、大変おしゃれです。ここで1日の疲れを癒していくことにしませう。

アルカリ性の強めな泉質から、入るなりぬるんぬるんの肌触りを楽しむことができました。
温泉に関してはあまりにもモダンだと、かえって泉質の期待値が下がってしまう気がするのですが、ここは全くそんなことはありません。非常に個性の強いお湯を楽しめますので、ぜひ。

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宿泊できないのが惜しいくらいですが、食事処が併設されています。
肉うどんをぞぞーといただき、ゆったりくつろぐことができました。


すっかり日も暮れたところで高松の街中に戻り、2日目の行程も無事終了でございます。
同じホテルに連泊するって、私の旅では相当珍しいことですね( おかげで最小限の荷物で行動できたので、余計な苦労はせずにこんぴらさん参りができました。
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