
ゴールデンウィーク真っ盛りの5月5日。それこそ上野あたりは一番盛り上がるであろうこの日、動物園には目もくれないで乗りつぶしをやります。
タダの日にモノレール乗りに来たり、仮にも東京都民なんだからもう少し上野動物園に敬意を払ったほうがいいんじゃないかという葛藤が、あると言うと若干嘘かもしれない。
「まだこんなところ残してたのか」と、自分でも軽く困惑する路線に乗りに来ました。京成本線の起点、京成上野駅がこの地下にあります。
こともあろうに山手線の内側がまだ残るか?っていう話なんですが(

京成上野駅はリニューアル工事中で、一時的にごちゃっとしていました。(2019年3月工事完了)
この連休のとき、銀座線では渋谷駅の大がかりな線路切り換え工事があったりして、いろいろと刹那的なものがこの写真には写っています(?)


各駅停車 京成臼井(表示は「うすい」)行きに乗って、のんびりと進んでいきます。
家から近い路線の乗りつぶしは本当にお気楽なものですね。もうそろそろこういう芸当はできなくなってきます…。

20分ほどで、京成高砂に到着しました。各駅停車だからか、意外と時間がかかりますね。
少なくとも「高砂」という地名があまりにもおなじみすぎるせいか、何をブログに書いたものかよく分かりません(
いい機会なので一度ニュートラルな視点で書いてみますか。

青砥-京成高砂は複々線ですね。
並走してくる電車をホームの端から撮るのは、専門の方にはあまりに定番でしょう。私は専門ではないので後ろから遠慮気味に…。
並んで来たのは、なんとまぁ発車時刻も行先も同じ成田空港行きです。
このブログに来る方にはあえて説明する必要もない気がしますが、向かって左、京急1000形で来たアクセス特急 成田空港行きは成田スカイアクセス線(新鎌ヶ谷・千葉ニュータウン中央)経由。
向かって右、京成3400形で来た特急 成田空港行きは京成本線(船橋・津田沼)経由です。
種別に「アクセス」がつくかつかないかで経路すら大違い。そして京成では無料の「特急」と有料の「スカイライナー」が別に存在するのが、慣れない方にはちょっと厳しそう。

両者はここから成田空港まで全く違うルートを走り、どちらに乗って成田空港に行くかで運賃も違います。
乗り間違いのないよう、放送でもかなり念押しした案内がなされます。
特に外国からの利用者には、正確に伝わっているのかちょっと微妙な気はしますが…。ぜひ細心の注意を払って乗りましょう(
まず今から京成の支線の一つ、金町線に乗ります。

面白いことに、金町線ホームだけ高架になっていて、改札さえ別々です。踏切問題をちょっとでも改善しようとした結果なんでしょうかね。
本線側の改札を出て30分以内に向こうの金町線改札に入れば、運賃は通し。寄り道しなければ10秒で済みますが、駅前のスーパーで軽く買い物ぐらいはできそうです。


京成金町行きが4両で発車を待っていました。

単線のローカル線ながら、途中にはかの柴又駅があり、利用者数的にはかなり賑やかな路線という印象です。


2駅5分というショートトリップで、京成金町に到着しました。
すぐ目の前にはJR常磐線の金町駅があります。
急ぐ必要がないのをいいことに、帰りは沿線を散策しながら、高砂まで戻ることにしました。
広大な金町浄水場を横目にぶらぶらと歩いていくと、すぐに柴又の町に入りました。

ここも言わずと知れた観光地ということで、柴又帝釈天の参道には、さすが大型連休としか言いようがない大勢の人。

やっぱり信仰を集めてきただけの風格がありますね。
草だんご美味しいずら pic.twitter.com/iriRNxIOPn
— うるっち (@UltraGreenCar) 2018年5月5日
草だんごを食べて休憩。
もはや端午の節句を気にするような歳でもないのですが、どことなく季節感は感じられてまた美味しかったです。

恥ずかしながら『男はつらいよ』を全く観たことがないので、寅さんが云々という話は全く広げられないのですが、名優渥美清さん扮する寅さんの銅像を眺め、こうして下町を散策することで、なんとなく昭和の片鱗を知った気にはなれるものです。
ちょうど12時になったので、柴又駅前にある立ち食いそば屋「新華」でラーメンも食べました。また撮り忘れた。
隣の人とちょっとずつ気を遣いながら食べるスペースを確保するというのも、立ち食いならではの情緒がありますね。
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