日本国内に存在する鉄道は、ほぼすべて鉄道会社が営業しています。
※地方公共団体(都・市などのお役所)が営業しているものもあるので、より厳密に『鉄道事業者』と言う場合もあります。
「さすがに馬鹿にしすぎだろ!」と言われるかもしれませんが、中学の頃いたんですよ。
「電車って会社がやってるの!?」と真顔で言う人が。
ボランティアであんな大変なことできないです。
それはさておき、大事なのは『JR』と『私鉄』の違いを知っているか、ということです。
結局、18きっぷはJRのきっぷなので、この違いが分かってないと、使うのはちょっと厳しい。
※屁理屈をこねればある意味JRも私鉄ですが、ここでは「どうでもいい話」にあたるので省略します。
私たちが直接利用しているJRの会社は全部で6つです。
「JR北海道」、「JR東日本」、「JR東海」、「JR西日本」、「JR四国」、「JR九州」の6つ。
要するに「JRなんちゃら」という名前の会社がJRなわけですよ。当たり前ですね。
例えば東京都の路線で言うと、「山手線」「東海道線」なんかは、「JR東日本」の路線ですよね。
逆に、例えば「東横線」は「東急(東京急行電鉄)」のものだし 、「井の頭線」は「京王(京王電鉄)」のものです。
これらは、JRとは全く別の会社がやっている路線です。
一般的には、このようなJR以外の鉄道会社のことを『私鉄』と呼びます。
そんなわけで、鉄道会社には『JR』と『私鉄』があるということは知っておいてください。
「でも旅行先で見た路線がJRか私鉄かなんて分かんないじゃん」と言われるかもしれません。
大丈夫です。JRか私鉄か、100%区別できる方法があります。
時刻表を買って、路線図のページを見ることです。
ここで言う「時刻表」とは、駅で配っているポケット時刻表のような紙1枚のものではなく、書店に行くと売っている冊子の分厚い時刻表のことです。
選び方など詳細は次回以降。
よく「ケータイあるのになんで時刻表買わないといけないの?」と言う人がいますが、大きな理由の一つがこれです。
日本で旅客を乗せる鉄道会社は2012年時点で約170ですから、まぁ~覚えようと思って絶対に覚えられない量ではないかもしれません。
ただ、路線図のページさえ見れば、「この駅からは何線が出ていて、これはJRだな」というのが一発で分かるので、必死こいて覚える必要が全くないわけです。
「旅先の予習のついで」くらいのレベルで充分です。
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