18きっぷユーザー候補としては最初のヤマです。
普通列車と特急列車の違いが分かることは第一条件のダの字です(?)
なぜか。
18きっぷでは『特急列車』にはほぼ一切乗れないから。
繰り返します。18きっぷでは『特急列車』にはほぼ一切乗れません。
本当は3回繰り返したいですが、さすがにしつこいのでやめます。
「特急券あればいいんじゃないの?」ダメなんです。
ここを勘違いしている人が非常に多い。
特急券があってもダメです。
こっちは3回言わせてください。
特 急 券 が あ っ て も ダ メ で す 。
で、なぜダメなのか。
理由があえて説明される機会があまりないのですが、強いて答えを出すなら、「18きっぷは特別企画乗車券だから」。
以前小さく注釈をつけましたが、特別企画乗車券というのは、お得な代わりに何かと制約がかかっているものです。
パックだとかツアー系の切符が今一つ自由が利かないのと似ています。
その制約のうちの一つが、18きっぷの場合は「特急券との併用ができないこと」なんだと思ってください。
JRも商売なんです。お盆や年末の稼ぎ時とかぶる商品で特急券併用なんか認めたら潰れてしまいます。そう考えると飲み込みやすいかと。
理由の説明としては消化不良かもしれませんが、実際こう説明するしかないのです。
「なんで今の時代も中学生から大人運賃なの?」というのと同じくらい説明しづらい問いです。
本題に戻りましょう。 まず『普通列車』の定義です。
ここでは、運賃だけで乗れる列車のことをすべて『普通列車』といいます。「各駅に停まる」というイメージは捨ててください。
と、いうことは、「普通」だけではなく「各駅停車」も、「快速」も、それから区間快速も準快速も通勤快速も新快速も特別快速も大和路快速も関空快速もホリデー快速おくたまも……
どんなにゴツい長ったらしい名前であろうと、運賃だけで乗れるならみんな『普通列車』の仲間です。
ネーミングで固めた見かけに惑わされないようにしましょう。
これに対し、運賃とは別に特急料金が必要になる列車を『特急列車』と呼びます。
で、肝心なのは、普通列車と特急列車はどう見分ければいいのか。
もちろん行先表示を見るのが順当なんですが、後の話につなぐための「お約束」の前フリとして受け取ってやってください。
ある程度鉄道に詳しいと、特急か特急じゃないかは車両の雰囲気でだいたいつかめますが、詳しくなくても100%区別できる方法があります。
※18きっぷでの旅行において、雰囲気を使う方法は良くない方法なので(次回以降解説)、推奨しません。
せーの。時刻表を見ることです。
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